バルセロナ旅行のすすめ 〜(7)これさえ言えればOK!スペイン語〜
実は、「スペイン語」って存在しないんです。
地域によって、カスティジャーノ語・カタラン語・ガリシア語・バスク語を話す、多言語国なのです。日本や世界で一般的にいわれる「Spanish(スペイン語)」は、カスティジャーノ語。そしてバルセロナでは、カタラン語の方が、馴染みが深い言語です。市民センターの案内等はカタラン語のみで書かれていることもしばしば。ただし!みなさん、カスティジャーノ語は、不自由なく話せるし、読めます。街中で聞く言語は、私の感覚だとカスティジャーノ語の方が多いような。
カタラン語に関しては、また別記事にするとして、今日はカスティジャーノ語(以下、スペイン語)で記載をします。
最初の挨拶がスペイン語だと、その後のお店の人の対応もぐっと変わってきます!今日は、最低限覚えておきたい3つのフレーズをご紹介。
(1) ¡Hola!(オラ! ・こんにちは!)
何時でも、誰にでも使ってOKの挨拶言葉。お店に入ったタイミング等にお店の人に伝えると◎。ラと少し伸ばすと、よりスペイン人っぽくなります。「オ↗︎・ラー」といった具合(オにアクセントがついて、ラはフラット。)
(2) ¡Gracias!(グラシアス!・ありがとう!)
お礼をいう時だけでなく、お店を出るときにも。
(3) La cuenta, por favor.(ラクエンタ ポゥファボール・お会計お願いします。)
テーブル会計のレストランが多いので、会計をスムーズに頼めるとスマート。ラクエンタ!(お会計!)と、カジュアルに頼んでいるケースもよく聞きます。
上の3つは知っている!と言う人にはさらに4つ。
・¿Cuánto cuesta ? (クァント クエスタ?いくらですか?)
全ての商品に値札がついていないお店も多いので、覚えておくと便利。指差しながら使いましょう。
・ ¡Muy buena! (ムィ ブエナ!とっても美味しい!)
レストランでお店の人から、Todo bien?(トドビエン?・All good?・大丈夫ですか?)と聞かれた時は、笑顔で答えましょう!
・¿Dónde está el baño?(ドンデスタ ェルバニョ?・お手洗いはどこですか? )
お手洗いはわかりづらい場所にあるケースが多いので、覚えておくと便利!
・¿Tienes esto?(ティエネス エスト?・これはありますか?)
ガイドブックや写真を見せながら、レストランやお店で。
そして最後に英語と混乱する言葉を。
la carta (カルタ)と el menú(メヌゥ)。
menúメニューはこちらでは「コース料理」のことをさ指します。混同注意。
スペイン語は基本的にカタカナ読みでOKなので、臆せずチャレンジしてみましょう!きっと、「スペイン語が通じた!」という経験は思い出深いものとなるはず^^