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スペインの不思議なお医者さん事情

今日の朝、目の腫れに気がつく。そして仕事中どんどんひどくなり、、咳も出てくる。会社の人に目を洗う洗浄液を頂いて大分よくなったけれど、それでも違和感。

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効果があったので薬局で洗浄液購入。30個入りで約250円(2EUR)。

こっちではマスクをする習慣も無いし、隣の席は妊婦さんだし、電話対応に支障が出るので、病院へ。 スペインでは、地域ごとに総合病院が決まっているようで、我が家の病院は歩いて20分ほど。地味に遠い。。

スペインの医療で驚くのはセグリダソシアル(直訳すると社会保険)に入っていれば診察料が無料ということ。ただ、病院に行ったところで、当日に診察してもらえるかは運次第。電話で予約を取ろうとしたら「じゃ、来週のこの日で」と言われることもざらだとか。その間はどうしろと。

今日は空いていたせいもあってか、当日診察をしてもらえた。毎回不思議に思うのが2人の先生に診てもらうこと。おそらく1人目の人が、ざっくりとした症状を聞いて、専門医に振り分けている模様。ただ、2人目の先生にも症状をゼロから説明しなくちゃならない。1人目の先生が記入したデータは、ほぼ診てない。

「目に違和感がある、腫れている」「咳がでる」と伝えたら一人目の先生には血圧と熱を測られた。そして待合室に戻って待ち、2回目の診察。2人目の先生にも同じことを伝えたら、喉を診られた後(木のスティック?がめちゃくちゃ痛かった)に、背中に聴診器をあてられた。その間、医者の言った単語が分からなくて「何?」と言ったら「あなた、ここは中国じゃないんだから、スペイン語勉強しないとダメよ」と言われて、かっちーーーーん。ずっとスペイン語で会話していますよね私たち。「目に違和感がある」って伝えても「今は何もない。また痛んだら来て」とピシャリ。「見てよ!ここ赤いでしょ!」と伝えても、「何も無い」と受け付けてもらえず。日本だと目に光あてて、詳しく診察するのに、さらっと診られて処方箋をもらって終了。

処方箋の内容が分からなかったので、薬局に行き、お姉さんに聞いたら詳しく教えてくれた。「医者が何言ってるか分からなくて・・・」としょんぼりしていたら「だいたいの人は英語話せるんだけどね。ごめんなさい。」と何も悪く無いのお姉さんを謝らせてしまった。ごめんね、お姉さん。涙

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処方された薬。約1500円(12EUR)。

結局、今回は1週間分のアレルギーの薬、5日分の鼻水・咳の薬が出ていたみたい。目の痒みがあるから普通の風邪薬じゃないんだよ、とのこと。おばちゃん医者もそこまで説明してくれたら、納得したのに。というよりも、もしかしたら英語通じたのかなあ。無料で受けられることに感謝しなきゃならないし、そもそも日本の医者と比べちゃならないけれど。

いざという時は言語ができなきゃナメられる、と痛感。おばちゃん医者への怒りがエネルギーに変わり、スペイン語もう少し頑張ろうと思ったので結果オーライ?ということで。

 

おまけ↓

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処方箋の裏に書かれた医者のメモ。読めない。


 

 

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